工事現場ブログ

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岐阜県関市企業様 外壁タイルの剥落調査

こんにちは!営業施工管理の三輪弦平です!

 

岐阜県関市の企業様より
「外壁タイルが落ちてきた」とのご連絡をいただきました。

 

現地を確認すると、外壁の一部から 約40枚ものタイルが剥落
しかも、タイルの裏面には 30㎜以上の下地モルタル が付着しており

手に取ってみるとかなりの重量がありました。
もし落下時に人や車に当たっていたら、、、と思うとゾッとします。

 

剥落した周辺を打診棒で確認してみると、かなり深い”浮きの音”が、、

広範囲に浮きが発生しており 、一部補修だけでは済まない可能性があったため

「一度全体の打診調査を行いましょう」という方針に。

 

後日、高所作業車を使用して外壁全体の打診調査を実施しました。
その結果──
なんと 外壁の半分以上に浮きが確認される という状況でした。

浮いたタイルの剥落防止対策としては、一般的に
エポキシ樹脂注入工法(タイルを点で固定する方法)があります。

ただし、今回のように

・浮きの範囲が大面積に及ぶ

・下地モルタルの厚みが30㎜以上と重い

といった条件では、点での固定ですと

 剥落リスクを完全に抑えきれない 可能性があります。
また、樹脂注入によって周辺のタイルを“はらませ”、
二次的な剥落を誘発してしまう恐れもあるため、慎重な検討が必要です

 

今回の調査を通して

見た目以上に内部の劣化が進行していることが分かりました。
今後は、建物全体の構造・仕上げ方法・経年状態を踏まえた上で
最適な補修工法を選定していく方針です。

 

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